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社内共有文書の保護 (改ざん・取扱制限) とサーバ容量の軽減を主な目的として、ITF Protector+ を導入しました。
もちろん、目的に対しての大きな貢献が図れていますが、意外な効果として社内全体のセキュリティに対する啓蒙が図れ、ファイルの取り扱いについての意識が高まりました。
今では、万が一のUSBメモリやノートパソコンの紛失に備え、重要書類の社外持ち出し時には「パスワード制限」はもちろん、「画面コピー制限」、「印刷制限」、「閲覧期日制限」を設定してITFファイル化しています。
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お客様から、契約書等の草案・雛形作成のご依頼を受け、作成して提出をした後に「契約が流れた」等の理由により不採用の場合、契約書作成料をいただけない場合があります。
もし、その草案・雛形を使用されてしまった場合は、知的財産権の損失ということになり、私自身の知財保護が不十分になってしまいます。
その数は知る術もありませんでしたが、ITF Protector+ の導入によって、知的財産権の損失を未然に防げています。
また、「契約書」の作成や「遺言書」の相談など、事前に第三者に内容を知られてはいけない書類にセキュリティがかけられることで、お客様の安心感が高まったとのお声もいただいております。
契約前の草案・雛形の場合は、「画面コピー制限」、「印刷制限」、「閲覧期日制限」を設定し、契約後はお客様に決めていただいたパスワードを設定してお渡ししています。
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私たちは、クライアント様から外部秘の情報をお預かりし、クリエイター様の制作物をクライアント様にお届けしています。
つまり、双方の大切な情報や資産を託していただいているので、しっかりとした『保護』が不可欠な業種なのです。
ITF Protector+ を導入してからは、クライアント様からは、情報の漏洩に対するセキュリティの高さの評価を得、外注先クリエイター様からは、知的財産権や著作物の取り扱いについて信頼を得ています。
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既存のお客様には、情報の漏洩防止という観点からご了承いただき、デザインや原稿の校正をPDFからITFに切り替えて行きました。
お客様からは、広告掲載や配布・販売による外部への露出前の大切な情報に対する、当社のセキュリティ意識を高く評価されています。
また、もしものファイル流出に備えて有効期限制限を設定して使用していますので、以前は誤って世代が古いファイルでの校正バックがありましたが、今では古いファイルは閲覧不能となり、その種のトラブルはほとんどなくなりました。
さらに、デザインのネット通販を行っていますが、デザインの不正使用=知的財産権の損失が防げています。
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PDFで校正を行っていた今までは、悪意はないのでしょうが、ラフとして提出をした複数案の内、決定案以外のイラストを異なる用途で使用されてしまうことがありました。
イラストレーターの仕事は、イラスト制作の「難易度や時間」が制作料金の基準の一つで、「使用範囲」がもう一つの基準です。
ITF Protector+ 導入後は、泣き寝入りになっていた後者が防げているので、今まで損失していた売上の確保へとつながっています。
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当社は、主に大手造船会社様から船舶艤装品を受注しています。
受注先が設計された図面や文書をお預かりし、中国や韓国の提携工場にメール添付にて送信して製造する工程が主流となっています。
中国や韓国の造船業が拡大しており、長らく造船大国といわれた日本を凌駕している現在、設計図面の流用などからの保護と、膨大な通信・保管容量が大きな課題となっていました。
図面のITFファイル化を導入したことによって、受注先から書類のセキュリティ対策や、通信の軽量化において高い評価を得ています。
また、衛星通信を使用して外洋の船舶に送信する書類においては、通信費軽減に大きく貢献している点が評価されています。